早くもドラフトの“目玉”に!? プロ注目の大学生投手(2)最速157キロを誇る剛腕
プロ野球が開幕を迎えたとともに、アマチュア野球界もシーズンが本格化した。中でも気になるのが今秋のドラフト候補選手の動向。特に大学生の中には、将来の日本球界を担うであろう逸材も多くいる。今回は、現時点で2024年のドラフト候補に浮上している大学生投手を厳選し、紹介する。
中村優斗(愛知工業大)
大学生の右投手では注目度ナンバーワンと言っても過言ではない最速157キロ右腕。地方リーグながら高い評価を受けている期待の剛腕だ。 諫早農(長崎)では1年秋からエースナンバーを背負い、1年秋と2年夏に県8強入り。3年時には145キロを計測し、注目度を高めた。 愛知工業大では1年春から防御率1.55をマークすると、その後も先発として活躍。2年秋は白星を挙げられず苦しむも、昨季は春秋連続で最多奪三振に輝くなど本領を発揮した。 昨冬12月の大学日本代表候補合宿では試合形式の練習で150キロ台を連発し、自己最速を更新する157キロもマーク。 今月6、7日に行われた欧州代表との強化試合では侍ジャパンに選出。1回無安打無失点1奪三振に抑え、自己最速タイの球速を計測した。 急成長中の右腕はまだまだ伸び代十分で、ドラフト1位指名の期待が高まる。
ベースボールチャンネル編集部