土佐清水の磯場で伊勢エビ2匹を密漁した疑い 自営業の男(68)を摘発 土佐清水海上保安署
大みそかの日中、高知県土佐清水市の磯場で「イセエビ」を密漁したとして高知県三原村の男が摘発されました。 【写真を見る】土佐清水の磯場で伊勢エビ2匹を密漁した疑い 自営業の男(68)を摘発 土佐清水海上保安署 摘発されたのは高知県三原村の自営業の男(68)です。土佐清水海上保安署によりますと、男は先月31日午後0時20分ごろ、土佐清水市布(ぬの)の磯場で「伊勢エビ」2匹を密漁した漁業法違反の疑いが持たれています。 管内を巡回中の海上保安官が、波打ち際から約30m沖の磯場でウエットスーツを着用している男を発見。男が陸に上がってきたところを職務質問すると、棒の先端に鋭利な金具を付けた「やす」と呼ばれる漁具を使い、「伊勢エビ」2匹を捕ったことがわかったということです。調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認める供述をしているということです。 アワビや伊勢エビなどの定着性のある水産動植物は、漁業権の免許を受けた漁協の関係者ではない者が指定された場所以外で捕獲した場合、漁業法違反にあたるということです。土佐清水海上保安署は今後、男の動機や裏付け捜査を進める方針です。
テレビ高知