大宮アルディージャ(C)Getty Images

Jリーグは24日、大宮アルディージャの株式譲渡が9月中に完了し、10月1日付で社名を「RB(アールビー)大宮株式会社」に変更することを発表した。 先日、大宮アルディージャ（J3リーグ）と大宮アルディージャVENTUS（WEリーグ）を運営するエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社は、発行する株式の100％をレッドブル・ゲーエムベーハーへと譲渡することを発表。RBライプツィヒ（ドイツ）やレッドブル・ザルツブルク（オーストリア）を保有するレッドブル・グループの一員となることが大きな話題となっていたが、新たな進展があったようだ。 Jリーグは公式HPで、9月中に株式譲渡による諸手続きが完了することを発表し、さらに10月1日付で社名が「RB大宮株式会社」へと変更されることを明かしている。 オーストリア・ザルツブルグに本社を置き、主にエナジードリンク事業で知られているレッドブル。現在は飲料製品の製造・販売にとどまらず、複数のF1レーシングチームやアイスホッケー、サッカークラブなどのスポーツマネジメントの運営も行なっている。サッカー界ではかつて日本代表MF南野拓実が所属していたオーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクやブンデスリーガのRBライプツィヒなどの経営に携わっている。 そしてレッドブルへの株式譲渡の完了に伴い、大宮アルディージャは10月1日からは新たな社名で再出発を図ることになるようだ。