【崖っぷち】社民党の選挙戦略は?解散総選挙への備えとは?
「逆にやりずらい総理と言えば・・・?」と問うと、福島氏は「やりづらいというか、低温動物と言ったら悪いけど、淡々としているのが岸田総理。何を言っても言質を与えない」とコメント。 例えば、私のこと愛してる?って聞いても、「重要なご指摘をいただきまして、多方面、様々な観点から検討を加え、真摯に受け止めたいと思います」と答えて、先送り検討をしそうだと福島氏は話します。 正面対決していた安倍氏とは対極で、淡々としている岸田総理。 MC伊藤「岸田総理にはガンガンいくのではなくて、相手に合わせて淡々と?」 福島氏「いや、淡々とやったら淡々と終わるだけ。ガンガン真正面からボールを投げないとダメだと思いますね」
次期衆院選は6月解散が濃厚?!
MC伊藤「衆院選の解散時期はいつ頃だと見ていますか?」 福島氏「私に解散権がないのでわからないですが、6月解散が強まっているのではないかと思っています」 「支持率が低い岸田総理は、9月の総裁選では降ろされるか、負ける可能性が高い。だから、総裁選の前に解散するのでは」とコメント。 その理由を「岸田総理は自分が1日でも長く総裁をやりたいと思っているように見える」と話し、自民党としては、少し負けるかもしれないが、手ひどく負けなければ、岸田さんの続投の可能性が大いにでてくると(岸田氏は)考えているのでは?と推察しました。 解散時期について福島氏は「6月に給付金を払った直後の6月解散、7月都知事選挙と同日の可能性が高くなっている」と言及しました。
社民党の今後の戦略とは?!
社民党の現在の議席は衆議院1人、参議院2人です。次期衆院選では5議席の獲得と比例区での得票率2%を目標とする選挙方針を策定しました。 擁立状況を問うと「現時点で10人。ほぼ内定している所も何カ所かある」(編集部注:収録した4月8日時点の人数です)と福島氏。 立候補者がいないと社民党の比例票が死票となるため「全てのブロックで必ず出します」と福島氏は力強く語りました。 MC伊藤「候補者を決める段階で大切にしている視点は?」 福島氏「テーマを持って頑張る。ブレない人!」 若年層に響く政策を問うと「雇用問題、LGBTQや夫婦別姓などの人権問題、脱原発や気候危機などの環境問題を重視している」と語ります。 特に重点を置いているブロックを問うと、現職の新垣邦男氏の沖縄2区を含む、沖縄九州ブロックと前回の参院選で票が集まった東京、北関東、南関東の首都圏ブロックを挙げました。