ヴェルトライゼンデが栗東に帰厩 両前脚の屈腱炎から復帰目指す「ステイゴールドの血が流れていますからね」
コントレイル世代のダービー3着馬で、昨年のGⅠ大阪杯(9着)後、両前脚の屈腱炎のために戦列を離れていたヴェルトライゼンデ(牡7・池江)が26日午後、栗東トレセンに帰厩した。 馬運車から橋口助手のエスコートを受けて登場。具合の良さを感じさせる元気いっぱいな脚取りで馬房内へと入っていった。 橋口助手は「年を重ねて、さらに気が強いところがあります。(7歳になりますが)これまで数を使っていないですし、ステイゴールドの血が流れていますからね」と待望の帰厩に目を細めていた。 父ドリームジャーニーは厩舎の先輩にあたり、その父ステイゴールドは池江調教師の父にあたる泰郎元調教師が管理した〝ゆかり〟の血統馬。偉大なる父系の蹄跡を追って、再び走り始める。
東スポ競馬編集部