【韓国ニュース】目利きが推薦する、生活にすっとなじむモダンな韓国のうつわたち。
日常に寄り添う、韓国のうつわ探し。
静謐で、洗練されていて、趣のある韓国のうつわたち。目利きで知られるザ・コンランショップ代表の中原慎⼀郎が推薦する店で見つけた、注目作家のうつわに触れて。 【写真を見る】在ソウル・グルメインフルエンサーが推す必訪の店21軒をイッキ見!知る人ぞ知る、ツウが愛するキンパも。
“隙”のない韓国のうつわに魅せられて。
ご近所とはいえ、日本と韓国のうつわはやっぱりどこか違う。「歪みや割れにも愛嬌があり、完全な左右対称や正円にはあまりとらわれない日本のうつわに対して、韓国のうつわはストイックだと思います。ピシッとクールで、隙が許されない。物体として、アートとして、使うだけでなく鑑賞品として成立するところも魅力です。韓国は食事の際に小さいうつわをたくさん使う文化。だからこそ、人をもてなすことが目的のうつわの種類が豊富で、選びがいがある。韓国の伝統文化を色濃く反映したものと、生活にすっとなじむモダンなもの。どちらも実際に見て触って、その魅力を体感してみてください」 ●推薦人 《 中原慎一郎 Shinichiro Nakahara/1971年、鹿児島県生まれ。》 2000年に家具や雑貨の製造販売を手がけるランドスケーププロダクツを設立。2022年にザ・コンランショップの代表に就任し、アジアの作り手やデザインにフォーカスした代官山店を今年オープン。韓国作家の商品も今後続々展開される予定。www.conranshop.jp
阿園工房 アウォンゴンバン 아원공방/家族で営む工房の温もりあふれる金属工芸。
金属工芸があまり一般的ではなかった1983年に、6人姉妹で始めた金属工房。10年前に仁寺洞から北村に店を移し、現在は姉妹のひとりであるノ・イナとその子どもたちを中心に一族で制作に励んでいる。武骨なイメージの金属工芸だが、ノ・イナのデザインは木や植物など、自然をインスピレーション源に制作したどこか温かみのある作品が印象的。「愛らしさのあるものもあればシャープなものもあって、見ていて飽きないワクワクする店」(中原) アウォンゴンバン 아원공방 종로구 북촌로 5가길 3 3 Bukchon-ro, 5ga-gil, Jongno-gu tel:02-735-3482 Ⓜ︎ 安国(328)1番出口 営)10:00~19:00 休)月 @ahwoncraft