カネコアツシ「まさに圧倒的な熱量でした」 『EVOL(イーヴォー)』SPメイキング映像
青木柚、伊礼姫奈、服部樹咲がトリプル主演を務めるDMM TVオリジナルドラマ『EVOL(イーヴォー)~しょぼ能力で、正義を滅ぼせ。~』のスペシャルメイキング映像が公開された。 【写真】「手のひらから火を出す能力」を持つアカリ役を演じた伊礼姫奈 本作は、『月刊コミックビーム』(KADOKAWA)にて連載中のカネコアツシによる同名漫画を実写ドラマ化したもの。プチ超能力を得た3人の少年少女を描く。現実に絶望し自殺を図った3人は、目覚めるとそれぞれの体に異能の力が芽生えていることに気付く。それらの能力はヒーローと呼ばれる者たちに、代々遺伝によっての受け継がれてきた、“正義の味方“しか持ち得ないはずのもの。意気投合した3人は、この世界を壊すために“EVOL=邪悪なワルモノ”になることを選ぶ。 公開されたスペシャルメイキング映像には、本作のCG制作過程が映し出されている。本作のポストプロダクション(=撮影終了後の編集やCG制作を含むすべての作業)は約8カ月に及び、900ショット以上のCGを制作、関わったスタッフは80人以上ということも明かされた。本作でCG制作を担当したslantedのスタッフは「手書きのマンガで書かれた情景や現象が現実世界で実際に起こったらどのように見えるだろうか、かっこよく見えるだろうか、ということを常に想像しながらCG表現を組み立てていった」とCG制作へのこだわりを明かした。 その一方で「撮影時のライティングがショットによってまちまちで、出演者の瞳に反射した光の色など、ショットごとに正確に再現しないと合成であることが見え見えになってしまう。地味な作業だが、実は非常に繊細な作業が問われるものであった」と制作時の苦労も明かした。 原作者のカネコアツシも「構成も映像も演技も、まさに圧倒的な熱量でした。あまりの素晴らしさに原作者の私は要所要所で号泣でしたよ」とコメントした。 ■「slanted」CG スタッフ コメント 手書きのマンガで書かれた情景や現象が現実世界で実際に起こったらどのように見えるだろうか、かっこよく見えるだろうか、ということを常に想像しながらCG表現を組み立てていった。映像にリアリティを追求しながら、その中に、カネコ先生のスタイリッシュな作風を忍ばせることを意識したCG表現を行った。また、撮影時のライティングがショットによってまちまちで、出演者の瞳に反射した光の色など、ショットごとに正確に再現しないと合成であることが見え見えになってしまう。地味な作業だが、実は非常に繊細な作業が問われるものであった。
リアルサウンド編集部