佐々木大蔵が涙の復活KO勝ち。声を詰まらせ「この一言に尽きるんですが、本当にありがとう」【Krush】
佐々木は試合後にマイクを握ると「ただいまー! いやー10連勝から3連敗。すごく暗闇の中というか。そんな1年半だったんですが。続けてきて良かったなと思うし…。そばで支えてくれた家族、応援団、スポンサー、たくさんのみんなの力で生きてこれたというか。“みんなに力を届けたい”と言っているんですが、自分が一番もらっているというか…。本当にこの一言に尽きるんですが、本当にありがとう」と時折声を詰まらせ、涙をこらえながら感謝の言葉。そして「今日の結果でK-1のトーナメント、つかめるんじゃないかなと思うので。今に満足することなく、地道にこつこつまた積み上げていきたいと思うので。本当に一人では俺は生きていけない。みんなの力が必要なので、これからも佐々木大蔵のサポートよろしくお願いします」と一度取り逃がしたK-1王座獲りへ向け、再び歩き出す決意を口にした。
第5試合ではシジュンがFUMIYAに1RでKO勝ちを収めた。 シジュンは前日計量で250gオーバーで規定体重をクリアできなかったことから、1Rは減点1からスタート。グローブハンディとしてFUMIYAは8オンス、シジュンは10オンスを使用。シジュンはファイトマネー20%減額のペナルティーが科された。 1R、ともにオーソドックスの構え。ローの蹴り合いから、シジュンが右ハイの空振りからそのままバックブロー。FUMIYAは左インロー、右ローを蹴り分け。シジュンは右ミドル、右ロー。圧をかけるシジュンがパンチを当てていく。FUMIYAは右カーフを連打。シジュンは圧をかけて右ロー。FUMIYAは左ミドル。シジュンはなおも圧をかけてFUMIYAにロープを背負わせると右の大振りのフックで顔面を打ち抜きダウンを奪う。なんとか立ち上がったFUMIYAだが、ダメージは明白。シジュンは襲い掛かるとパンチの連打。最後は左フックのダブルから右フックでとどめを刺すと、FUMIYAは目が泳がせ2度目のダウン。シジュンがKO勝ちを収めた。