クリストファー・ノーラン

第96回アカデミー賞の監督賞を「オッペンハイマー」のクリストファー・ノーランが獲得。ノーランは2017年の「ダンケルク」でも監督賞にノミネートされていたが、受賞は今回が初となる。 【動画】「オッペンハイマー」予告編はこちら 「オッペンハイマー」は“原爆の父”として知られる実在の物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの伝記映画。日本では3月29日より全国で公開される。今回のアカデミー賞で、オッペンハイマーを演じたキリアン・マーフィーは主演男優賞、米原子力委員会委員長のルイス・ストロースに扮したロバート・ダウニー・Jr.は助演男優賞を受賞。さらにホイテ・ヴァン・ホイテマが撮影賞、ルドウィグ・ゴランソンが作曲賞に輝いたほか、編集賞にも選ばれている。 なおノーランは「オッペンハイマー」で第81回ゴールデングローブ賞、第77回英国アカデミー賞などの監督賞も受賞している。 映画ナタリーでは引き続きアカデミー賞の受賞結果を速報する。 ■ 第96回アカデミー賞 監督賞 ジュスティーヌ・トリエ「落下の解剖学」 マーティン・スコセッシ「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」 ★クリストファー・ノーラン「オッペンハイマー」 ヨルゴス・ランティモス「哀れなるものたち」 ジョナサン・グレイザー「関心領域」 ※★印が受賞者 (c) Universal Pictures. All Rights Reserved.