PSGで出番失った仏の“新怪物候補”はどこへ行く レンタル先のフランクフルトでも230分の出場に留まる現状
S・ランスでの活躍はインパクトがあったが……
若手のキャリアは一瞬で変わるものだ。フランスのスタッド・ランスで28戦11ゴールとブレイクし、フランスの次世代エースと期待された若手ストライカーのキャリアが行き詰まっている。 その若手とは、現在パリ・サンジェルマンからフランクフルトにレンタル移籍している21歳のFWウーゴ・エキティケだ。 エキティケはスタッド・ランスでの活躍もあり、2022年の夏に国内最大の強豪PSGへ移籍。しかしPSGはトップスターが集まるクラブで、若手アタッカーが出場機会を確保できるほど甘い環境ではない。 エキティケは出番を掴めず、今年2月にフランクフルトへのレンタル移籍を決断している。ひとまずはレンタル先で出場時間を確保したいところなのだが、この1カ月は思うほど出番が増えていない。ここまで全コンペティション合わせて230分間のプレイに留まっていて、スタメン出場の機会もほとんどない。 ただ、仏『Foot365』はフランクフルト側にエキティケを完全移籍で買い取る考えもあると伝えている。PSG移籍後は苦戦していたとはいえ、リーグ・アンで結果を出してきた21歳のエキティケのポテンシャルが魅力的なのは確かだ。 189cmとサイズがあることも興味深いが、エキティケのキャリアはどうなっていくのか。同メディアはまだ来季のことは不透明と伝えていて、PSG移籍後は一気に影が薄くなってしまっている。
構成/ザ・ワールド編集部