レノファ、終了間際に得点して愛媛とドロー
サッカーJ2レノファ山口はリーグ戦6節の24日、山口市の維新みらいふスタジアムで愛媛FCと対戦。終了間際にDF平瀬大が同点ゴールを決め、1-1で引き分けた。 前日からの雨の影響で短いパスがつながりにくく、FWの梅木翼とシルビオ・ジュニオールをターゲットに自陣から長いパスを送って好機をうかがった。前半3分にシルビオ・ジュニオールがヘディングで、14分にはMF田中稔也が右足でシュートを枠に飛ばすも、相手GKに阻まれて得点ならず。39分、一瞬の隙を突かれて失点し、0―1で試合を折り返した。 後半開始からMF河野孝汰と野寄和哉を投入。立ち位置を変えて同点ゴールを狙った。何度も前線にパスを送るも相手に跳ね返され、一進一退の時間が続く。終了間際には高さがある平瀬を前線に上げ、攻撃の人数を増やしてゴールを狙った。 起死回生の同点弾が決まったのは、アディショナルタイムに入る直前の後半45分。攻め上がったDFヘナンがペナルティーエリア左からゴール前にパスを送り、走り込んだ平瀬がペナルティエリア中央で左足を振ってゴール右下に押し込んだ。平瀬は「レノファでの初ゴールはうれしいが、勝ちたかった」と話した。