ゴルフ山陽のスタッフと清水美智子さん（右側）

　「インドアーゴルフスタジオ　ゴルフ山陽」（加古川市平岡町、TEL 079-426-7617）が4月6日、オープンした。（加古川経済新聞） 【写真】スタジオフロント 　同店は、加古川バイパス加古川東インターから西行き側道沿いにあり、旭が「つり具山陽」として長年営業してきた店舗を清水美智子社長が全面改装し開店した。 　同社は清水さんの母親の薄雲淳子さんが1973（昭和48）年、「人が喜び楽しむ笑顔が見たいから」と、自宅に一角に3坪のつり具店として始めた。1979（昭和54）年に平岡町に移転した。娘の清水社長は「店に立つエネルギッシュな母の姿を見て育った」と振り返る。 　同社を受け継いだ理由について、清水さんは「モノを売り、サービスを提供するだけではなく、ゴルフや釣り具の先にある『社会貢献ができる会社』にしたいから。例えば、村の暮らしのように人と人とが助け合う働きやすい環境や、家族が寄り添って暮らせる場所をつくりたい」と話す。「今は原資となる土台づくり。地域の方やスタッフの支えが本当にうれしい」とも。 　同店は大型パター練習場と、2人部屋4室、3人部屋1室、4人部屋1室の計6打席と、女性専用パウダールームを設ける。打席は全室入り口をロールスクリーンで仕切れるのでプライベートな空間として利用することができる。各部屋のゴルフシミュレーターは、AIによるスイングの分析やクラブヘッドの動きなどを映像化し、リプレーで確認することができる。 　営業時間は5時～24時。10時～21時は店員が在勤。5時～10時と21時～24時、火曜は無人営業となる。会員登録を済ませたスマートフォンアプリで予約し、入店する。月会費は1万1,000円（50分×8コマ）。ビジター料金は50分2,750円。