県漁協青壮年部が奉仕活動 半月で海ごみ92㌔を回収【宇部】
県漁協青壮年部連合会防府支部(村上幹男支部長)は22日、海ごみを処分する奉仕活動を行った。宇部市内の漁業者がこの半月の間に回収したごみを宇部港に運搬し、集まった計92㌔を市に引き渡した。 漁業中には、さまざまなごみが網に掛かる。その量は年々増加する傾向にあり、海の環境悪化が懸念されるため、2021年から奉仕活動を行っている。 宇部市、山口市、防府市、下松市の七つの青壮年部所属の漁業者84人が7~21日に回収したごみを港に持ち帰った。22日に各市に依頼し、処理施設に運んだ。 宇部港に集まったごみは、缶、流木、ビニール袋が多かった。床波青壮年部の吉井秀文部長(42)は「釣りやレジャー関係の物も目立った。ごみにならないように、それぞれがしっかりと管理してほしい」と話した。