３０００人のギャラリーに自身のモニュメント建設と誕生日を祝ってもらい喜びを口にする加山雄三

　歌手の加山雄三が１１日、出身地である神奈川県・茅ケ崎市の市役所前広場で行われた、自身のモニュメント（銅像）の除幕式に出席し、喜びを口にした。 【写真】３０００人のギャラリーに祝われ笑顔を見せる加山雄三　めっちゃ嬉しそう 　広場には３０００人のギャラリーが集い、加山が登場すると一斉に拍手と歓声がわき起こった。この日は加山の８７回目の誕生日でもあり２つの意味での「おめでとうーー！！」の声援も飛んだ。また、ともに出席した佐藤光市長の提案で、全員で「若大将！！お帰りなさい！！！」と加山の愛称を叫んで歓迎。椅子に座っていた加山は立って、手を合わせて感謝を示した。 　この日は金色に光り輝く加山の銅像がアンベール。加山は自らひもを引っ張り、その全貌をあらわにすると、まじまじと見上げて、喜びをかみしめていた。そして「こんな感激的な誕生日は生まれて初めて。こんなに祝っていただいて本当ありがとね、いやぁうれしいな」としみじみ語った。 　また、「こんな大勢の皆さんに祝っていただいた誕生日、俺初めてじゃねえかな」と続けると、ファンから「若大将！幸せですか！」と大きな声で尋ねられ、「きょう？最高だよこれ！」と返答。「今まで劇場で（誕生日にライブを）やったことはあるけど、その時は一生懸命歌わなきゃなんない。きょうは歌わないってことで幸せだな」と冗談交じりに語り、会場を盛り上げた。 　途中では「最高の誕生日だね、８０…？」と観客に尋ね「自分の年もよく分かんなくなっちゃった」と笑っていた加山だったが、終始「ありがとう」と何度も万感の思いを言葉にした。 　この日、加山は除幕式のほか、同市の「名誉市民証」と、肖像画が贈呈された。妻で元女優の松本めぐみさんも出席し、夫の記念すべき日に拍手を送っていた。