佐賀・鳥栖市の中央軒が“ご当地丼総選挙”に出品 「かしわ飯とシューマイの黄金タッグ」でナンバーワンへ
JR九州の駅長たちが推す地元の丼物の中から、九州ナンバーワンを決めるイベント「駅長対抗 ご当地丼総選挙」の決選投票に、佐賀県内から唯一、鳥栖市の中央軒が販売するかしわ飯とシューマイの丼が出品される。鳥栖駅の久冨勝之駅長と中央軒の児玉隆二社長が18日に市役所を訪れ、向門慶人市長に応援を要請した。 【アップ写真】鳥栖駅長推薦の「かしわめしに焼麦ドーン!の丼なんてどがん?」 かしわ飯の中央に直径6センチ以上のジャンボシューマイをのせ、周囲に錦糸卵やのりなどを盛り付けた丼の名は「かしわめしに焼麦(シャオマイ)ドーン!の丼なんてどがん?」。7月、久冨駅長がイベントへの出品を依頼しようと同社を訪れたところ、児玉社長がたまたまジャンボシューマイの新商品を試作中だったのがきっかけで誕生した。鳥栖の地名にちなみ、鳥の巣をイメージしたという。丼は税込み1100円で、同社や鳥栖駅などで販売中。 「かしわ飯とシューマイの黄金タッグで味に自信がある。駅弁とはまた違った味わいを楽しんでほしい」と児玉社長。向門市長から「決選投票ではぜひ頂点を」と激励を受けた久冨駅長は「いい報告ができるよう頑張りたい」と述べた。 イベントは、駅周辺のにぎわいづくりや地域の魅力発信を目的にJR九州が初めて開催。九州7県の駅長が計62品をエントリーし、「博多和牛Premium牛(うし)丼」(博多駅)や「福地のうなるホルモン丼!!」(日田駅)など13品が予選を勝ち抜いた。決選投票は24日午前10時から、北九州市の門司港駅前広場で開催。丼1杯千円で購入した来場者の投票でナンバーワンを決める。 (杉野斗志彦)