震災後、古里を追われた思いを聞いて 福島県南相馬市出身・岩城潤さん 5曲入りCDを自主制作
福島県南相馬市小高区出身で同県二本松市に避難しているシンガーソングライター岩城潤さん(67)は、CD「岩城潤オリジナル曲集 思い出のアルバムbest5曲」を自主制作した。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故発生後、古里を追われた思いを歌った「望郷ふくしま」など5曲を収録した。 岩城さんは南相馬市で家族7人で生活していたが、原発事故で三春町やいわき市など避難先を転々とし、現在は二本松市で生活している。「望郷ふくしま」は岩城さんが作詞し、1番は生まれ故郷の南相馬市、2番は双葉郡、3番はいわき市を舞台に歌詞を書いた。 CDには「望郷ふくしま」のほか、「阿武隈川」「北国の街」「君にもう一度」「二人に乾杯」を収録した。価格は1500円(税込み)。問い合わせは岩城潤音楽事務所へ。 (相双版)