干支の張り子づくり 陶器に竹紙を貼り重ねる 200体を製作予定 おおい町
今年も残すところ1か月あまり。おおい町の工房では、竹紙を使った来年の干支・ヘビの張り子づくりが始まっています。 来年の干支にちなんだヘビの張り子。竹を原料にすいた竹紙の繊維と素朴な色合いで、愛嬌(あいきょう)と温かみがあります。おおい町の陶芸家・向坂典子さんが1つひとつ手作りしていて、陶器に新聞紙や和紙を貼って作った型に鈴を入れて、小さくちぎった竹紙を貼り重ねる化粧貼りをして仕上げます。 ■陶芸家 向坂典子さん 「来年は平穏無事に何事もなく、あっても大難が小難に、小難が無難になるような1年になって欲しいなと思う。そんな思いを持って作った」 今年も200体を製作する予定で、おおい町の若州一滴文庫や京都の竹紙専門店などで販売されます。