大阪府・吉村知事が定例会見4月1日(全文4)法的根拠なしの自粛要請に違和感
重症者の割合も重視すべきと言われている
なので40人続くときでも、例えばさっきのクラスターの発表のお願いをして、うわっと増えたとしても、リンクでつながってるやんかってなれば80人が3日続いても僕は違うかなと思うけども。ただ、40人であってもそれがほぼ、これ、もう分かんないよねと、いろんなところで発症してるよねっていうふうになったときに、やっぱり市中感染度合いっていうのを考えれば緊急事態宣言の対象じゃないかなと。もう1つ、専門家に言われてるのが重症者の割合というか、それがどう増加するかも重視すべきだというふうに言われています。 だからこれはある意味、専門家の意見を聞いて僕らも判断してるので、40っていう数字は僕の感覚ですけど、判断基準としては専門家の意見も聞いて進めてるところ。で、重症者の方が増えてきたらまずいっていうのは、重症者の方がみえてるっていう、いわゆる最後のフェーズの人なんで、重症者が増えてるっていうことは、その背景に軽症者がやっぱりいっぱいいるんじゃないかと。ただ、検査がうまく機能せずに分かってないだけで、重症者が増えてるっていうことは、いわゆる感染してそれだけ重症がいるんだったらだいたい重症者は20%、重篤者は5%っていわれてますけども、逆算したらその背景にそのぐらいいるんじゃないかっていうのも、逆算もできますから。そういった意味で陽性者が、重症者が増えてきてたとしたら、やっぱり市中感染が広がってきてるんじゃないかっていう判断をすべきじゃないかというのも専門家の意見。 なので、そういった意味で、さっき言った陽性率とかリンク不明とかもありますけど、もう1つはやっぱり重症者の数。その辺りを総合的に判断すべきだと思っています。それが40名ぐらいコンスタントにちょっと出てきたとするならば、僕はやっぱり緊急事態宣言を出すべきじゃないかなというふうには思います。あとはもう、だから大阪、東京が候補というのは僕は言ってますけどね。緊急事態宣言はまず全国で出すべき話なので、国に対しては東京、大阪というのを含めてやっぱり出すべきじゃないのかなとは思っています。