登しょう礼で別れ 富山高専商船学科で卒業式
富山高専商船学科の卒業証書・修了証書授与式は25日、射水キャンパスで行われ、航海実習用の白い制服を着用した卒業生40人が「ごきげんよう」を三唱し、天井へ制帽を放り投げる伝統の「登しょう礼」で学びやに別れを告げた。 國枝佳明校長が「新たな世界に向かってより一層飛躍することを願う」と激励し、全日本船舶職員協会の長谷川徹理事が祝辞を贈った。 電子情報工学科3年の木下京汰朗さんが在校生代表の送辞を述べ、卒業生代表の倉嶋美寧さんが「コロナで苦労したが、授業や実習には真剣に取り組んだ」と答辞を述べた。専攻科の海事システム工学専攻の5人に修了証書が授与された。 富山新聞社射水支局で職場体験「14歳の挑戦」をしている小杉中2年の磯邊まなりさん、中狹咲希さん、門田奈桜さんが卒業式を取材した。内川沿いでは、刺し網漁師にインタビューした。