【データ】大瀬良大地90人目ノーノー 広島では12年前田健太に次いで5人目、交流戦は4人目
<日本生命セ・パ交流戦:広島4-0ロッテ>◇7日◇マツダスタジアム 熱投129球で大記録だ。広島大瀬良大地投手(32)が、史上90人目となるノーヒットノーランを達成した。打者31人に5四球2三振。球団では12年の前田(現タイガース)以来12年ぶり5人目。本拠地マツダスタジアムでは初の快挙だった。自身にとって交流戦5年ぶり白星を大記録で飾り、チームを3連勝に導いた。完全復活を印象付けた大黒柱とともに、チームも6日ぶりに首位浮上だ。 【写真】快挙の大瀬良大地、新井監督と歓喜の抱擁 ◇ ◇ ◇ ▼大瀬良が今年の5月24日戸郷(巨人)以来、プロ野球90人目、102度目のノーヒットノーランを達成した。広島の投手では65、68、72年外木場、71年藤本、99年佐々岡、12年前田健に次いで5人目、7度目となり、マツダスタジアムでは初めて。交流戦で達成は06年ガトームソン(ヤクルト)12年杉内(巨人)22年今永(DeNA)に次いで4人目。 ▼外野飛球が11本と多く、三振が2個で四球は5個あった。外野飛球を10本以上打たせて達成は75年神部(近鉄=11本)以来、49年ぶり。2三振以下は98年川尻(阪神=1三振)以来で、5四死球以上は00年バンチ(中日=5四球)以来だが、与四死球が奪三振より3個以上多いのは75年神部(4四球、1三振)以来6度目で、セ・リーグでは初めてのケースだった。