【MLB】 ドジャースは第5戦の先発を明らかにせず パドレスはダルビッシュに大一番託す
日本時間10月10日、1勝2敗と追い詰められたドジャースは、第4戦に8対0と快勝。これにより、ドジャースとパドレスは2勝2敗で並び、あすの移動日を挟んであさってドジャー・スタジアムで運命の第5戦を行う。パドレスは第2戦で好投したダルビッシュ有が先発すると発表。対するドジャースは第5戦の先発を明らかにしなかった。山本由伸にも登板の可能性がある。 パドレスのダルビッシュは順当に第5戦の先発が確定。第2戦では7回1失点の好投を見せ、相性が良いドジャースに対しての今季防御率は1.59に下がっていた。ただ、第2戦からは中4日の登板となり、中日の短さには不安も残る。今季、中4日で臨んだ4先発では防御率6.43、被打率も.284。中5日では防御率2.65、被打率.193であることを考えると、やや分が悪くなる。 対するドジャースは第4戦にブルペンデーで完封勝利。第1、2戦に投げた山本、ジャック・フラハティは共にピリッとしない投球だったため、第5戦でも細かい継投でつなぐ可能性がある。第4戦後、デーブ・ロバーツ監督は第5戦の先発投手を明らかにせず「同じ作戦を使ってブルペンゲームを使うこともできると思う。フラハティも先発させられる。山本も先発させられる」と、複数の選択肢からまだ決定はしていないようだった。また、ロバーツ監督はあすの練習でリリーバーの調子を見ると話しており、山本が先発するかどうかは今日投げたリリーバーの疲労具合にもよるかもしれない。仮にブルペンデーになったとしても、日本時代にリリーフとして活躍した経験もある山本が投入される可能性はあるだろう。