浦和学院が8強一番乗り 和歌山東を破り7年ぶり 選抜高校野球
第94回選抜高校野球大会は第6日の24日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦が始まり、浦和学院(埼玉)が和歌山東を7-0で破り、準々決勝進出一番乗りを果たした。浦和学院の8強入りは準決勝に進んだ第87回大会(2015年)以来、7年ぶり。 【浦和学院vs和歌山東 8強かけた試合を写真で】 浦和学院は第9日(27日)第1試合の準々決勝で、九州国際大付(福岡)と広陵(広島)の勝者と顔を合わせる。 ◇好投の浦和学院 和歌山東、打線振るわず 浦和学院が快勝した。一回に鍋倉の中前適時打などで2点を先取。二回に1点を加え、五回は金田が右越えソロ本塁打を放ち、終盤も加点した。先発の左腕・宮城は直球にキレがあって制球も良く、被安打2の7回無失点、2試合連続の2桁奪三振と好投。和歌山東は投手陣が計6暴投と乱れ、打線も反撃の糸口をつかめなかった。 ◇浦和学院・森大監督 先発の宮城はテンポよく投げてくれた。守りからリズムを作る「浦学」の伝統が出せたかなと思う。途中で降板させたのは球数制限もあるが、遜色ない投手が控えているので使いたかった。 ◇和歌山東・米原寿秀監督 相手投手の変化球が見極められず、キレのある球に対応できなかった。(先発の右腕・麻田は)今後の成長のために、左打者が並んでもしっかり抑えなければいけないと起用した。 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。