’87年に5歳差で中山美穂と母娘役…後藤久美子 30年ぶり女優復帰で躍動「幻の美少女」素顔写真
後藤久美子(49)が30年ぶりに女優復帰したドラマ『顔』(テレビ朝日系)が新春に放送され、大きな話題になった。これに先立ち、年末には同局の『じゅん散歩』や『徹子の部屋』、『ザワつく!大晦日』など、立て続けにバラエティ番組にも出演。ブランクを感じさせないトークで番組を盛り上げ、芸能界“完全復帰”を予感させた。 【国民的美少女の微笑み】すごい!全ての国民を魅了し、”美少女ブーム”を生んだ後藤久美子のかわいい笑顔 「’87年、後藤が12歳の時、NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』で伊達政宗の正室・愛姫の少女時代を演じ、一躍“久美子シンドローム”を巻き起こしました。『国民的美少女』と呼ばれ、牧瀬里穂(52)や観月ありさ(47)、宮沢りえ(50)が人気を博した“美少女ブーム”の先駆け的存在でした。 ’95年にF1レーサーのジャン・アレジとの熱愛が報じられ、翌年、突然渡仏。当時、アレジは離婚調停中とはいえ、妻子ある身でした。未婚のまま旅立ち、事実上の芸能界引退という決断に日本中が驚き、心配しました。現在もアレジとは事実婚状態ですが、2男1女をもうけ家庭円満のようです」(芸能事務所関係者) 『FRIDAY』は後藤のデビュー当時から注目。“元祖ツッパリ”アイドルと言われた中山美穂(53)と5歳差で親子を演じたドラマの記者会見、デビュー直後のアイスクリームを頬張る姿、仲村トオル(58)との銀座ロケ現場……。秘蔵写真で、後藤の“国民的美少女”時代の初々しい姿をご覧いただきたい。 “元祖ツッパリ”アイドルと“国民的美少女”に目が釘付け 前年に『毎度おさわがせします』(TBS系)でツッパリ女子中学生を演じ、“元祖ツッパリアイドル”と言われた中山美穂と、この年の初頭から『独眼竜政宗』の出演で一躍人気が沸騰した後藤の共演が実現。’87年3月に2人のお披露目会見が開かれた。 「『ママはアイドル!』(TBS系)で、中山は3人の子持ちのシングルファーザーに後妻としてやってきた17歳の人気アイドル役。後藤は、その家の12歳の娘役という設定です。2人が年齢差5歳で母娘を演じるということで話題性十分。さらに、2大トップアイドルが並んだ会見の席には多くの報道陣が集まりました」(スポーツ紙記者) 中山は、後藤の印象について、 「すっごい可愛い子だな、と前から思っていた。私より品がある顔立ちでうらやましい」 と、5歳年下の後輩を持ち上げていた。ドラマは平均視聴率22.8%を記録。スペシャル版が制作されるなど大好評だった。 後藤の30年ぶりのドラマ復帰について、老舗芸能事務所幹部は次のように説明する。 「子育てが一段落したということも大きいと思いますが、一番の理由は、後藤が長年所属している芸能事務所『オスカープロダクション』への恩返しだと言われています。 日本から逃避行するように芸能界から離れたのに、オスカーは後藤をずっと所属タレントとして扱っていました。その恩に少しでも報いたいという気持ちが強いそうです。今後、ドラマだけでなく、バラエティ番組への出演も増えるでしょう」 後藤の今後の活躍に期待したい。
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