株主優待もスタート!好業績でストップ高の「〇〇商店」
得られた利益よりも損失のほうが悲しい
今回は株主優待の発表や好決算で株価急騰中の銘柄に注目(イメージ写真:OrangeBook / PIXTA )
油断しているときに暴落は起きるものーー。8月第1週は、格付け会社フィッチの米国債格下げを契機に、なぜか日経平均株価が2日で1300円近く下げるという不合理に見舞われました。 ただ、そこからずるずる下げる展開とはならず、3万2000円台前半で踏みとどまっています。今週は決算が続々発表されていますので、指数売買より、個別株物色に忙しいといったところでしょうか。 私が四季報夏号で付箋を貼った銘柄は、おおむね好決算でした。私の場合は、四季報でチェックしておき、決算で数字を確認してから買い出動することが多いので、いわゆる決算をまたいでおいしいところを取ることは、あまりありません。 場合によっては、決算翌日の急騰後からの参戦なので、じれったい気もしますが、決算をまたいで翌日ストップ安を被弾するよりはマシです。取れたかもしれない利益に対する喜びと、被ったかもしれない損失に対する悲しみ、悔しさを比較すると、損失の悲しみや悔しさのほうが2倍以上の大きさに感じます。
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藤川 里絵