朝の通勤通学時間にJRのトラブル…列車の位置を検知する「軌道回路」に不具合が発生し特急や快速など86本が運休
UHB 北海道文化放送
朝の通勤通学時間帯を直撃しました。 2月21日の朝、JR函館線の苗穂駅構内で列車の運行を管理するシステムに不具合が発生し列車の運休や遅れが相次ぎました。 午前7時15分ごろJR苗穂駅構内で列車の位置を検知する「軌道回路」に不具合が発生し列車がいないのに線路上にいるかのような状態が発生しました。
この影響で、特急2本や快速エアポート33本、普通列車51本の合わせて86本が運休したほか遅れが生じました。 点検を行った結果レールの絶縁部分に鉄片がついていた事が原因と判明、約2時間後の午前9時すぎに復旧しましたが通勤、通学時間の時間帯と重なり約3万8000人の乗客に影響が出ました。
UHB 北海道文化放送
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