芦屋市、固定資産税と都市計画税で課税ミス 973人に過大・過小請求 算定プログラムに誤り
兵庫県芦屋市は4日、2024年度の固定資産税と都市計画税の算定に誤りがあったと発表した。土地評価額の算定プログラムに設定ミスがあり、900人に計66万3千円を過大請求、73人に計5万9500円を過小請求していた。今月中旬をめどに正しい税額を記した通知書とおわび文書を送付する。 【写真】「六甲ビール」製造会社に400万円超追徴課税 地ビールに砂糖加え出荷、発泡酒なのに3年間減税 市によると、土砂災害警戒区域などで土地評価の補正率が誤っていた。市が算定プログラムの更新を発注した際、業者が設定の変更を誤ったという。 過大請求は1人当たり最大で3万100円、過小請求は2万9100円だった。市職員が資料を作成中に気付いた。納付済みの人には還付や追加請求の手続きを進める。(地道優樹)