バルセロナ、チャビが退任撤回に近づく…慰留に努めるラポルタ会長らと話し合う模様 | ラ・リーガ
バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、来季もチームを率いる可能性が高まりつつあるようだ。スペイン『マルカ』や『ムンド・デポルティボ』が報じている。 今年1月に今季限りでの退任を発表したチャビ監督だが、『ムンド・デポルティボ』によれば同指揮官はここにきて残留を検討し始めている模様。また『マルカ』もチャビ監督が「退任の撤回を真剣に考慮し始めている」と報じ、さらに慰留に努めてきたジョアン・ラポルタ会長およにデコSD(スポーツディレクター)と、去就について話し合うことが決まったとも伝えた。 チャビ監督の退任発表後、バルセロナは13試合を10勝3分けで終えるなど、それまでの低調ぶりとは打って変わって勢いを見せた。その後チャンピオンズリーグ準々決勝でPSGに敗れ、クラシコも落としてラ・リーガ優勝の可能性もほぼ消滅したが、ラポルタ会長、デコSDはチャビ監督のことを支持し続けている。 なお『マルカ』は、チャビ監督がバルセロナを率い続け、2025年まで結ぶ契約をまっとうする正当性として、「バルサのDNAを知っている」「給与的な負担が少ない」「プロジェクトに継続性を持たせられる」「ファンや選手との間に“フィーリング”が存在する」「若手選手の起用に積極的である」「クラブの財政事情を理解している」「ギュンドアンなどベテランたちからの人望も厚い」「ラ・リーガ&スペイン・スーパーカップと2タイトル獲得の実績がある」ことを挙げている。