維新・馬場代表が石破総理と党首会談 自民との協議を拒否『旧文通費の使途公開』など実行されない限り『補正予算協議など一切応じない方針』伝える
日本維新の会の馬場伸幸代表は、石破総理と党首会談を行い、旧文通費の使途公開などの合意が実行されない限り補正予算などの協議には一切応じられないことを伝えました。 馬場代表は10日午後、総理公邸で自民党の石破総裁らと約30分間、党首会談を行いました。 自民党と維新の会をめぐっては、今年5月末に馬場代表と岸田前総裁との間で合意した旧文通費(調査研究広報滞在費)の使途公開などについて立法措置を取るとした党首間合意が先の通常国会では実行されず、「反故」にされた形になっています。 10日の会談で馬場代表は石破総理に対し、改めて合意が生きているかを確認したということです。 石破総理からは公党間の合意として引き継いでいるとの認識が示されたということですが、馬場代表は合意が実行されないかぎり補正予算の協議など自民党との協議には応じられない方針を伝えたということです。 一方で維新の会は12月1日に代表選挙を行う予定ですが、馬場代表は出馬せず新たな代表が選出されるため、自民党を含めた臨時国会での対応は新代表が判断することになります。