バレー女子 次戦はカナダ 過去36勝2敗“お得意様”も油断禁物 真鍋監督「今一番勢いがある」古賀「チームの精度を大切に」
「バレーボール女子・ネーションズリーグ、日本3-0韓国」(12日、西日本総合展示場) 【写真】解説に集まった美女OGたち 豪華にもほどがある 世界ランク6位の日本が、同38位の韓国と対戦し、3-0(25-16、25-16、25-23)でストレート勝ちした。アジア最上位の世界ランク6位を守り、6大会連続となるパリ五輪出場権獲得に弾みを付けた。 次戦はカナダ(13日)と対戦する。直近は7連勝中で、通算36勝2敗としている“お得意様”だ。ただ最終対決は21年6月までさかのぼり、戦力も変わっているため油断は禁物。真鍋政義監督も「カナダは間違いなく今一番勢いがある。高さとスピードがあり、厳しい戦いになる」と警戒する。 福岡大会2連勝なら五輪が大きく近づく重要な1戦。エースで主将の古賀紗理那(NEC)は「スタートが大切になる。スタートからサーブで攻めて、スパイクが100%でたたけるトスに持っていくとか、チームの精度を大切にしていきたい」と気を引き締めた。 ◇パリ五輪の出場枠は「12」。昨年の時点で7カ国(開催国枠のフランス、トルコ、米国、ブラジル、セルビア、ポーランド、ドミニカ共和国)が決まっている。残り5枠は、今大会の1次リーグ終了時点(6月17日)の世界ランキングで決定する。日本が五輪出場権を獲得する条件は2通り。①アジア最上位に立つ。②アジア最上位、アフリカ最上位を除く上位3位以内に入る。