「市議からパワハラ」 と複数の市職員が訴え 糸満市、全職員を対象に調査へ 年内にも
【糸満】糸満市議会9月定例会の会期中に、複数の市職員が市議からパワーハラスメントを受けたと訴えている問題で、市議会は17日の全員協議会で、神谷和男副市長に説明を求めた。 【写真】空自面接官に「あなた一人が騒いでいるだけ」と言われ悔しさ 提訴でセクハラ被害に「終止符を打ちたい」と女性自衛官 神谷副市長は職員から聞き取った内容として「(被害を訴える職員のうちの)1人は、複数の議員から同じ質問を何回も受け、答弁を調整する中でストレスを感じていた」と答えた。 パワハラの実態を確認するため、市として年内にも全職員を対象にアンケートを実施する考えを示した。 神谷副市長は「一般的に答弁している最中に、『違うだろう』などと遮られ、否定されたら強いストレスを感じる。心身に不調を来して休んでいる職員もいる」と述べた。 全員協議会では、パワハラの疑いのある市議の名前は明かされなかった。 (南部報道部・国吉聡志)