関大QB須田啓太主将、82年ぶり関学大連破へ「楽しみです」 26日に大一番 関西学生アメフト佳境
関西学生アメフト1部・関大は23日、敗れた時点でV逸となる第6節・関学大戦(26日・花園)へ、会見と公開練習を行った。QB須田啓太主将(4年)=関大第一=は「関関戦は選手、スタッフ、OB、ファンも含めて総力戦。勝ちきりたい」と関西伝統の一戦へ闘志を燃やす。 昨季の関学大戦は須田らの活躍で16―13と2009年以来、14年ぶりに勝利し、立命大を含む3校同率V。関大がリーグ戦で関学大に2年連続勝利なら1941、42年以来、82年ぶりとなる。磯和雅敏監督(57)は「ミスをすれば負け。21点以上は取らないと勝てない」とタッチダウン3本は必要と攻撃陣に期待する。 関大は勝てば、関学大のV決定を阻止して5勝1敗で並び、4勝1敗の立命大(27日に京大戦)も含め、昨季同様に混戦模様となる。1934年の創部から90周年の節目。須田主将は、甲子園ボウル6連覇中の難敵打倒に「隙のない完璧なチーム。緊張感もあるけど、楽しみです」と自信を見せた。精度の高いパスと鋭いランで勝利を呼ぶ。
報知新聞社