ドイツ経済、1-3月はプラス成長だった公算大-独連銀
(ブルームバーグ): ドイツ経済のリセッション(景気後退)入りは回避されそうだと、独連邦銀行(中央銀行)が月報で見通しを示した。製造業の改善と輸出の増加、建設業の活況が年初に見られたと指摘した。
連銀はほんの4週間前、1-3月(第1四半期)のドイツ経済は2四半期連続のマイナス成長となる公算が大きいとの警告を発したばかりだった。18日発表した月報では、1-3月は実際「小幅なプラス成長」になった可能性があると見方を修正。ただ、回復が持続する保証はないとくぎを刺した。
「ドイツの経済情勢は幾分明るさを増したが、中核的な部分は依然弱い」と連銀は指摘。「従って、プラス成長が4-6月(第2四半期)も続くかはまだ定かではない」との認識を示した。
原題:German Economy Probably Grew in First Quarter, Bundesbank Says(抜粋)
--取材協力:Zoe Schneeweiss.
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Jana Randow