西武へ移籍した内海哲也へ──。新天地での得難い経験が必ずプラスになる【堀内恒夫の多事正論】
炭谷の人的補償で西武入りが決まった内海哲也/写真=大泉謙也
平成最後となる年が明けた。プロ野球も新時代に向かって、どんなドラマでわれわれを魅了してくれるか、大いに楽しみだ。 2019年の幕開けになる今回、実は誰よりも早い今シーズンのペナントレース予想をするつもりでいた。しかし、状況が変わった。いろいろなことが起きた18年のプロ野球界。もう打ち止めかと思っていた年の暮れに、ニュースが飛び込んできた。巨人の内海哲也がFAで巨人入りした炭谷銀仁朗の人的補償として西武に移籍すると発表された。 11年、12年には2年連続で最多勝のタイトルを獲得したほか、15年間で通算133勝を挙げた功労者、チームの精神的支柱でもあった。西武行きを通告されて了承した直後、内海は球団職員の前で涙を・・・
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週刊ベースボール