青森県内、10日にかけ再び大雪の恐れ 青森市の積雪また1メートル超
8日の青森県内は、冬型の気圧配置や気圧の谷の影響で津軽を中心に断続的な雪となり、同日午前1時に積雪が88センチまで減った青森市は再び1メートルを超えた。青森地方気象台によると、冬型は10日にかけて続き、東北地方の上空約5千メートルには氷点下39度以下の強い寒気が流れ込む。同日は津軽で大雪となる所があり、雪雲が停滞した場合は警報級となる可能性がある。 同気象台によると、8日午後5時時点の各地の積雪は青森市酸ケ湯381センチ(平年比176%)、青森大谷164センチ、青森103センチ(同240%)、五所川原80センチ(同242%)、弘前77センチ(同220%)、平川市碇ケ関76センチ(同200%)、野辺地48センチ(同240%)、八戸4センチ(同100%)など。同時刻までの24時間降雪量は酸ケ湯25センチ、青森16センチ、青森大谷13センチ、鯵ケ沢と碇ケ関12センチ、八戸と十和田、むつ市脇野沢3センチなど。 午前中から時折強い雪となった青森市は、道路が再び雪に覆われ始め、道行く市民は寒さをこらえながら先を急いでいた。 9日午後6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で津軽と三八上北の山沿い30センチ、平地20センチ、下北10センチ。10日午後6時までの24時間は、いずれも多い所で津軽の山沿い50センチ、平地40センチ、三八上北の山沿い30センチ、平地20センチ、下北10センチと予想している。