拘置中の女性被告が死亡 首をつった状態で見つかる 山口刑務所
山口刑務所(山口市)は25日、拘置中の50代の女性被告が私物のズボンの腰ひもを使って首をつった状態で見つかり、搬送先で6日後に死亡したと発表した。自殺を図ったとみられる。 同刑務所によると、18日午後7時25分ごろ、収容されていた単独室で、トイレの目隠し用つい立ての接合部の留めねじに、両端を結んで輪にしたひもをひっかけて首を入れ、座った状態で両足を投げ出すようにしてぐったりしているのを職員が見つけた。救命措置の後、外部の医療機関に搬送して治療したが、24日午後9時5分ごろ、死亡が確認されたという。 首をつった状態で見つかる約25分前、女性が室内で座っているのを巡回中の職員が見ているという。同刑務所の太田一夫所長は「誠に遺憾。被収容者の動静視察と心情把握のさらなる徹底、再発防止に努めたい」とのコメントを出した。
中国新聞社