夏の高校野球宮崎県大会を前に(1) 延岡学園 充実した投手陣を武器に11年ぶりの甲子園を目指す
夏の高校野球宮崎県大会を前に注目校を紹介します。 1回目は第一シードの延岡学園です。充実した投手陣を武器に11年ぶりの甲子園出場を目指します。 【写真を見る】夏の高校野球宮崎県大会を前に(1) 延岡学園 充実した投手陣を武器に11年ぶりの甲子園を目指す ■2つの県大会で優勝した第1シードの延岡学園 去年の秋の県大会、そして今年5月に行われた県選手権と2つの県大会で優勝した第1シードの延岡学園。 2013年に夏の甲子園で準優勝して以来、11年ぶりの甲子園への切符をつかもうと日々練習に励んでいます。 (延岡学園 小林虎太郎主将・3年) 「まずは宮崎で勝つというのを意識して、それからその先を目指したいと思うので、浮かれることなく1戦1戦全力で戦っていきたい」 ■充実した投手陣 右の二枚看板 工藤 樹 投手・藤川敦也投手 今年の延岡学園の武器は充実した投手陣。中でも注目は、右の二枚看板です。 まずは、去年の夏もマウンドに上がった3年生でエースの工藤 樹投手。MAX144キロの伸びのあるストレートに加えコントロールも抜群です。 (延岡学園 工藤 樹 投手・3年) 「コントロールには去年から自信があるのでコントロールの中でもより強いボールを求めてやってきた。相手を圧倒するピッチングでチーム全体の雰囲気を上げられるようなピッチングをしていきたい」 そして、成長著しいのが2年生の藤川敦也投手。バッターをねじ伏せる力強い投球が持ち味です。 県選手権の1回戦では、延長までの11回を投げた藤川投手は最速153キロを叩き出し、16個の三振を奪う圧巻のピッチングを披露しました。 (延岡学園 藤川敦也投手・2年) 「自分がピッチャー陣というか、チームを引っ張るという強い気持ちでやっていこうと思っている。自分の持ち味のストレートをしっかり投げ込んで三振をガツガツ取りたい」 ■秋の県大会決勝で豪快なホームラン 影山大気選手 一方、打撃の注目は、クリーンアップを担う影山大気選手です。 ここぞという場面でチャンスをつかむ影山選手、秋の県大会決勝では豪快なホームランを放ちました。 去年の夏も、2年生で唯一スタメン出場した影山選手。その経験をいかし、チームを引っ張ります。