第96回アカデミー賞アイスランド代表 『ゴッドランド/GODLAND』2024年3月公開決定
第96回アカデミー賞国際長編映画賞アイスランド代表作品『Godland(英題)』が、『ゴッドランド/GODLAND』の邦題で2024年3月30日に公開されることが決定した。 【写真】GG賞5部門ノミネート 『パスト ライブス』ポスター 本作は、未知なる異国への旅路と大自然との対峙、異文化の衝突を描く北欧発の人間ドラマ。日本ではトーキョーノーザンライツフェスティバルで紹介された『ウィンター・ブラザーズ』や『ホワイト、ホワイト・デイ』を手がけたフリーヌル・パルマソンが監督・脚本を務めた。 物語の舞台は、デンマークの統治下に置かれていた19世紀後半のアイスランド。若きデンマーク人の牧師ルーカスが、植民地アイスランドへ布教の旅に出る。任務は、辺境の村に教会を建てること。しかしアイスランドの浜辺から馬に乗り、陸路ではるか遠い目的地をめざす旅は、想像を絶する厳しさだった。デンマーク嫌いでアイスランド人の年老いたガイド、ラグナルとは対立し、さらに予期せぬアクシデントに見舞われたルーカスは、やがて狂気の淵に落ちていく。瀕死の状態で村にたどり着くが……。 本作は、第75回カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品されたのち、27の映画祭で32部門ノミネート、18部門受賞を達成。第96回アカデミー賞国際長編映画賞のアイスランド代表作品となり、ショートリストにも選出された。さらに第39回インディペンデント・スピリット賞の外国映画賞にノミネートされた。
リアルサウンド編集部