【銅メダルを手に鈴木市長に報告した西岡さん（右）＝伊勢市の市小俣総合支所で】

　【伊勢】JOCジュニアオリンピックカップ都道府県対抗中学生女子ソフトボール大会で三重県選抜チームが3位入賞し、メンバーとして出場した伊勢市の五十鈴中3年西岡有梨さん（14）がこのほど、市小俣総合支所で鈴木健一市長に報告した。 　大会は先月末に岐阜県で開催され、各都道府県選抜がトーナメントで頂点を競った。 　西岡さんは、中学女子ソフトボールのクラブチーム「伊勢Rising　Speed」に所属。中学校では野球部でも活動している。力強い打撃が持ち味で、昨年秋の選考会で、選抜メンバー18人の1人に初めて選出された。大会では、DP（打撃専門の指名選手）として活躍。2回戦の熊本県選抜との対戦では本塁打を、岐阜県選抜との準々決勝では、二塁打を放つなどチームの勝利に貢献した。 　鈴木市長に報告した西岡さんは、「自信のあるバッティングで力を出し切ることができた。チームワークがよく、いい雰囲気で勝ち上がり、結果を残すことができうれしい。競技を続け、もっと上を目指したい。夢はオリンピック」と語った。 　鈴木市長は「これまでの積み重ねが成果につながった。けがに気を付けて頑張って」と激励した。