明治神宮野球大会 東洋大姫路が初のベスト4、二松学舎大付に快勝
明治神宮野球大会第3日は22日、東京・神宮球場で高校の部2回戦があり、近畿地区代表の東洋大姫路(兵庫)は、東京地区代表の二松学舎大付に6-1で快勝し、初のベスト4に進出した。東洋大姫路は23日の準決勝で関東地区代表の横浜(神奈川)と対戦する。兵庫勢の4強入りは、2006年に準優勝した報徳以来。 【写真】初戦では聖光学院にコールド勝ち 17年ぶり出場で初めて初戦を突破した東洋大姫路は今大会2戦目。一回、木村颯太一塁手の中前適時打で先制し、二回は渡辺裕太三塁手のスクイズ(記録は犠打野選)で1点を加えた。六回には桒原大礼(おおら)捕手の適時二塁打と渡辺裕の適時三塁打で2点を追加し、八回は阪下漣投手の中越え2点適時二塁打で6-0とした。 先発した左腕、末永晄大投手は7安打されながらも要所で粘って6回無失点。七回からは右の阪下が継投し、1点を失ったが逃げ切った。 東洋大姫路は今秋の兵庫県大会、近畿大会をそれぞれ17年ぶりに制覇。1979、2007年に続く3度目の神宮大会で悲願の初勝利を挙げ、2回戦も突破した。01年の報徳以来となる兵庫勢2校目の神宮制覇を目指す。 高校の部には、全国10の地区大会優勝校が参戦。決勝は25日に行われる。(初鹿野俊)