「カタシロ」映画化プロジェクトビジュアル

対話型テーブルトーク・ロールプレイングゲーム用シナリオ「カタシロ」の映画化と劇場公開を目指すクラウドファンディングが、明日5月8日18時にアニメイトのWebサービス「ソレオス」で開始される。 「カタシロ」では、“自らを示すものが何もない状態で自分を称する”という命題から人生を描き出すものとして、ゲームマスターとプレイヤーの対話型ゲーム形式により1対1のセッションが行われる。出演者は記憶を失った“患者”として登場し、そこに“医者”が現れて話をしながらストーリーを進めていく。配信者や声優、芸人、精神科医などを次々にプレイヤーとして招待し、彼らの思考や決断を通して“人となり”や“魅力”を浮き彫りにしたことから話題を呼んだ。 映画版のタイトルは「カタシロReplica」。患者役は台本を渡されずに演技をするという試みが行われた。7人のキャストが1日1回、1人の患者を演じる作品を1週間日替わりで上映していく。東京・テアトル新宿のレイトショーにて6月21日から27日まで上映される予定だ。「カタシロ」の作者であるディズムは「メインの演者には台本が無いというユニークな映画を、ぜひ応援してください」とコメントしている。 クラウドファンディングは6月30日まで実施予定。 (c)カタシロProject