40代女性の体力が低下…半数以上が「ほとんど運動をしていない」 料理中などにできる“簡単な筋トレ”を紹介 【#みんなのギモン】
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10日のギモンは「40代女性 体力低下…なぜ?」です。 なぜ、40代女性の体力が低下しているのか、その背景をみていきます。 ◇運動 週1日未満 影響は? ◇家で“ついでに”体力作り
■コロナ禍で? 10代の男子も低下傾向 便利になった生活も運動不足の一因に
まずは調査の概要からみていきます。 スポーツ庁が毎年実施している「体力・運動能力調査」の昨年度の結果が発表されました。全国の約5万6000人を対象に握力や腹筋などのテストが実施されています。 テストの合計点はここ10年間、高齢者(65~79歳)は男女ともに横ばい。そして、青少年(6~19歳)は10代の男子が低下傾向となっていました。10代の男子は部活動などで日常的に運動する年代ですが、調査をした専門家は「コロナ禍で練習時間の制限などを受けたことが、一因の可能性がある」と話しています。 また、成年(20~64歳)は男女ともに多くが“横ばい”でしたが、40代女性については低下傾向ということがわかりました。つまり、40代女性の体力が落ちているということです。 10日、ギモン班が街のみなさんに聞いてみました。 1か月前からジムに通う49歳の主婦 「45過ぎたぐらいからガクンと体力が落ちた。階段を上っても息切れしたり、疲れやすいとか」 子ども(9)がいる40代主婦 「一番体力あったときを100とすると今は60%くらい。ディズニーランドで1日過ごすことができなくなりました。今は体力的に疲れちゃって、夕方帰ろうとか朝遅めにいくとか。そういうところで衰えを感じますね」 今回の調査では「1週間にどれくらい運動やスポーツをしているのか」についても聞いています。
「週3日以上、1時間以上運動をしている人」は、40代男性で5.7%、40代女性で3.3%と少数で、「週1日未満、30分未満しか運動していない人」は、40代男性が37.3%、40代女性は54%という結果でした。つまり、40代女性は「半数以上がほとんど運動をしていない」という結果でした。 街の人からはこのような理由も聞かれました。 子ども(2)がいる40代の主婦 「運動した方がいいと思っているけど、なかなか時間がとれない。家事が忙しいのと下の子が小さいので目が離せない」