クシュタールの会長「セブン&アイとの統合で小売業のチャンピオンに」…敵対的買収は「考えていない」
2023年の米国内のコンビニのシェア(占有率)はセブン―イレブンが8・3%で1位、クシュタールが3・8%で2位だ。両社が経営統合で合意した場合、米国の反トラスト法(独占禁止法)に基づく審査に直面する可能性がある。
ブシャール氏は05年、20年、そして今回と、3回にわたってセブン&アイに買収を提案したと明かした。「セブン&アイと統合すれば競争力は大きく上がる」と繰り返し、セブン&アイへの関心の高さを強調した。
ブシャール氏は「買収後、規制当局の対応に6か月はかかるだろうが、プランはある」と自信を見せた。また、「両社の社名を組み合わせた新たな社名を考える必要がある」と話した。