小説家の染井吉乃さん死去 ボーイズレーベルにて『花冠のセオリー』など
小説家の染井吉乃さんが13日、亡くなった。幻冬舎のボーイズレーベル「ルチル編集部」の公式ホームページで発表された。 【画像】染井吉乃さん死去を伝えるた「ルチル編集部」の投稿 ホームページは「読者の皆さまに謹んでお知らせ申し上げます」と書き出し、「2024年5月13日、小説家の染井吉乃先生がご療養中のところご逝去されました」と報告した。 続けて「染井先生は、2009年『花冠のセオリー』でルチル文庫に初登場いただきまして以来、優しい筆致ときらめきに満ちた世界観で、数々の魅力的な作品を生み出してくださいました」と感謝。「ご療養の間にも、新作の原稿を完成させるため前向きに力を尽くしておられました」と伝えた。 最後に「染井先生を応援いただいておりました読者の皆さま、これからも先生の作品を愛し続けていただけますよう、お願い申し上げます。編集部一同、謹んで哀悼の意を表するとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます」と締めくくった。 染井さんは『虹の入江』(小学館)、『蜜月の条件 嘘つきの恋』(徳間書店)などのボーイズラブ小説を手掛けた。 ■報告全文 読者の皆さまに謹んでお知らせ申し上げます。 2024年5月13日、小説家の染井吉乃先生がご療養中のところご逝去されました。 染井先生は、2009年「花冠のセオリー」でルチル文庫に初登場いただきまして以来、優しい筆致ときらめきに満ちた世界観で、数々の魅力的な作品を生み出してくださいました。 ご療養の間にも、新作の原稿を完成させるため前向きに力を尽くしておられました。 染井先生を応援いただいておりました読者の皆さま、これからも先生の作品を愛し続けていただけますよう、お願い申し上げます。 編集部一同、謹んで哀悼の意を表するとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。 ルチル文庫編集部