「左肩を守るために動いている」大谷翔平、3打数無安打も“懸命”にプレー ドジャースWS制覇に王手かける
ドジャースの大谷翔平が現地時間10月28日(日本時間29日)、敵地でヤンキースとのワールドシリーズ第3戦に「1番・DH」で先発出場。3打数無安打の成績で、チームは4‐2で勝利した。ドジャースは3連勝でワールドシリーズ制覇に王手をかけた。 【動画】左肩負傷の大谷翔平がジャージをつかみながら懸命にプレーする姿 相手先発クラーク・シュミットから、初回の第1打席は一度もバットを振ることなく四球で出塁した。3回無死一塁の第2打席で左肩負傷後初のスイングを仕掛けたが特に表情は変えず、その後二ゴロに倒れている。 4回の第3打席は空振り三振、7回の第4打席は三邪飛に終わった。9回の第5打席でルーク・ウィーバーから死球を受けて出塁。この日は3打数無安打に終わったが、米放送局『Fox Sports』のアナリストであるベン・バーランダー氏は自身のXで「ショウヘイ・オオタニは左肩を守るために文字通りジャージをつかみながら動いている」と映像を添えて投稿し、懸命にプレーする姿を伝えている。 試合はドジャースが初回にフレディ・フリーマンの2ランで2点を先制。3回はムーキー・ベッツの適時打で3点目を入れて3‐0とし、6回はキケ・ヘルナンデスの適時打で4‐0となった。 9回に2点を返されたが逃げ切り、ドジャースはワールドシリーズ制覇まであと1勝となった。王手をかけた状態で明日の第4戦に臨む。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]