「命のリレーを絶やしてはいけない」深刻化する“若者の献血離れ”を食い止める26歳の奮闘【アスヨク!】
ずらりと並ぶ真っ白な大型バス。訪れたのは、日本赤十字社だ。 荷物の積み込みを行っていたのは、入社3年目の柏木望美(かしわぎ・のぞみ)さん。 【画像】日本赤十字社入社3年目の柏木望美(かしわぎ・のぞみ)さんはこちら 入社3年目の柏木望美さん: 献血前後に水分を取っていただきたいので、水分は多めに持って行きます。 柏木さんは“献血の現場”を知ってもらいたいと2023年に大型バスの免許を取得。 「献血バス」を運転し、各地を奔走している。 医療現場などで輸血に使われる献血だが、近年“若者の献血離れ”が深刻化。 10代と20代の献血率は、約20年で半数近くまで減少してしまっている。 入社3年目の柏木望美さん: 命のリレーを絶やしてはいけないと感じていて、献血に抵抗がある人はたくさんいると思いますけれど、輸血を必要としている患者は、現在もたくさんいるんです。 少子高齢化により、献血可能な人口が減る中、重要性が増しているのが“若い世代の献血”。 入社3年目の柏木望美さん: 直接(献血の現場を)目にする機会を増やしていければと思っている。 柏木さんは、どのように献血への関心を高めていこうと考えているのか。 入社3年目の柏木望美さん: 誰かが献血しているとか、漠然としたイメージはあると思うんですけど、“自分がやらないと今後危なくなってしまうという自覚”が(献血を)目にすることで芽生えるかなと感じます。 今献血をすることによって、誰かの命が救われる。“誰かがしていることではなく、自分がしなければいけないこと”だと多くの人に知って欲しい。そんな柏木さんの活動はあすも続く。 (「イット!」5月13日放送より)
イット!