「この瞬間を写真のように覚えたい!」LE SSERAFIM、日本初ファンミーティングツアーが大盛況!
LE SSERAFIMが日本で初めてのファンミーティングツアー『LE SSERAFIM FAN MEETING ‘FEARNADA’ 2024 S/S - JAPAN』を開催。6月29、30日の神戸ワールド記念ホールを皮切りに、7月6、7日のポートメッセなごや第1展示館を経て、7月13日~15日には神奈川・ぴあアリーナMMでFEARNOT(LE SSERAFIMのファンネーム)とともにイベントを楽しんだ。今回は3日間の初日、7月13日の模様をレポートします。 【画像】LE SSERAFIM、日本初ファンミが大盛況!歓声に包まれたイベントの模様はこちら!
最近ハマっているアイスとの関係は…? 着ぐるみもかわいく大盛り上がり!
【ペンになってもいいですか!?】vol. 212 夜景をバックに、LE SSERAFIMの5人を模したキャラクターのシルエットがスクリーンに浮かび上がると、そのまま会場は暗転。センターステージ上にまばゆい光があたり、その中から5人5色のカラフルな衣装をまとったメンバーが登場。HUH YUNJINが「FEARNOT、会いたかった!」と叫ぶと、会場は熱狂的な大歓声でそれに応えた。 そうして始まった「Smart」では、KIM CHAEWONの「ジャンプして」という号令で会場は一斉に飛び跳ねる。1曲目からぴあアリーナMMはものすごい熱気に包まれた。 今回のファンミーティングはLE SSERAFIMの5人がヒーローとなり、さまざまな企画に挑戦するというもの。 まずはFEARNOTから寄せられたお悩みをLE SSERAFIMのメンバーたちが解決する「FEARNOT依頼書」コーナーでは、「飼い犬に名前をつけてほしい」や、「上手に時間を使う方法を教えてほしい」といった様々な悩みをLE SSERAFIMがズバッと解決していった。 ちなみに犬の名前についてはHUH YUNJINが「クロ(白い犬でもクロ)」KIM CHAEWONが横浜にちなんだ「ハマ」、KAZUHAは会場の場所にちなんで「みなとみらい」、SAKURAは自身の名前から取って「SAKURA」、HONG EUNCHAEは繰り返し言葉がかわいいということで「でんでん」などを挙げていた。 日本オリジナル楽曲の「Choices」やロックアレンジで会場を熱く盛り上げた「No Celestial」、ラベンダーカラーのチュチュのような衣装を着たKAZUHAがバレエを踊るイントロから始まった「Swan Song」など、このファンミーティングでしか見られないLE SSERAFIMならではのパフォーマンスはもちろん、イベントの合間にはKIM CHAEWONによる宇多田ヒカル「First Love」のカバーやSAKURA、KAZUHA、HONG EUNCHAEの3人が歌って踊った「夢でKiss me!」、HUH YUNJINは自作曲の「love you twice」を披露し、ファンを喜ばせた。ちなみにこの日、「夢でKiss me!」のおなじみのセリフパートを担当したのはKAZUHAで、後にHUH YUNJINからこの日一番印象に残ったと称賛されていた。 さらに、ヒーローとしての特殊能力を獲得するために様々なゲームに挑戦するコーナーでは、FEARNOTが二択の中からどちらを選んだかをLE SSERAFIMのメンバーが当てるゲームや、ミステリーボックスの中に手を入れて中身を当てるゲームなど、パフォーマンスだけでなく素顔のLE SSERAFIMが覗ける企画ももりだくさん。 「究極の二択ゲーム」では「5人のメンバーが私の名前を呼ぶ」と「推しが私に向かってハートポーズ」のどちらをFEARNOTが選んだかを選択するにあたって、SAKURAの「FEARNOTは箱推しが多いと思います」という名言も飛び出した。 箱の中に手を入れて中身を当てる「ミステリーボックス」のコーナーでは、末っ子のHONG EUNCHAEからスタート。メンバーたちから「メンバーの中で一番怖いもの知らず」と言われるだけあって、はじめから躊躇なく箱に手を入れ、見事に正解を叩き出していた。なお、このゲームをがんばったLE SSERAFIMへのプレゼントは、アンコールで明かされることに…。 その後は未発表曲の「1-800-hot-n-fun」にはじまり、「UNFORGIVEN -Japanese ver.-」や「EASY」など、LE SSERAFIMらしいパフォーマンスで会場をしっかり盛り上げ、イベント本編は終了。FEARNOTがアンコールを叫ぶ間、会場に「Jewelry」の曲が流れると、FEARNOTが一斉に大合唱するイベントもあり、FEARNOTも一丸となって盛り上がったファンミーティング。「Jewelry」の合唱が終わるとスクリーンにはファンミーティングで流れたVCRのメイキングムービーが映し出され、LE SSERAFIMの仲良しぶりにほっこり。 そうしてしろくまや恐竜の着ぐるみを着込んだメンバーがステージに登場すると、先ほどFEARNOTが合唱した「Jewelry」を今度はLE SSERAFIMの5人が歌い、着ぐるみで一生懸命に踊ったり、はしゃいだり、アンコールらしい楽しいステージに。会場では一斉に「LE SSERAFIMのすべてが好きだよ、夢中になりたいよ」と書かれたハートのスローガンが掲げられ、メンバーたちもFEARNOTからのサプライズにうれしそう。 メンバーがアンコールで着た着ぐるみは、ゲームをがんばったLE SSERAFIMへのFEARNOTからのプレゼントだそうで、しろくまの着ぐるみを着たHUH YUNJINは「最近、私はしろくまというアイスにハマっています」とTMIを明かしていた。 最後に、この日の感想を話すことに。「今回の‘FEARNADA’は、FEARNOTのみなさんに癒やしを届けたかった」とHUH YUNJIN。「この2週間、いろんな街でたくさんのFEARNOTに会ってきましたが、むしろ私のほうが力をもらいました」と感謝の気持ちを表現しつつ、「これからどうしたらこの愛をFEARNOTに返せるかいつも悩んでいます。みなさん、今日は私たちの愛を感じてくれましたか?」と愛情たっぷりにコメント。 KIM CHAEWONはこれまでのファンミーティングの楽しい思い出を振り返りつつ、「人生、楽しいことばかりではないかもしれないけど、FEARNOTのみなさんは私にいつもいい思い出をたくさん作ってくれます。考えてみたら、私の思い出の中にはいつもFEARNOTがいます。私もFEARNOTにとってそんな存在でありたいです」としみじみ。最後には日本語で「お気をつけてお帰りください」とファンを労った。 今回のファンミーティングツアーで自分たちを応援してくれているFEARNOTがこんなにもたくさんいるんだと実感したというKAZUHAは、「だからこそ、世界中にいらっしゃる、より多くのFEARNOTに会いに行きたいなとより強く思うようになりました」と決意を新たにした。 SAKURAは「私たちが今、当たり前に『次もまた会おう』と言えるのは奇跡のようなこと」と語り、いつかそう言えなくなる日を想像して胸がぎゅっとなることもあるけれど、「永遠にはステージに立ち続けられないからこそ1回1回を大切にしたいですし、FEARNOTも後悔のないようにたくさん会いに来てほしいです」とコメント。最後には「次もまた絶対に会いましょう!」と明るい笑顔で締めくくった。 HONG EUNCHAEは「FEARNOTがいつもそばにいるからもっと幸せになれると思います。こうやってたくさんのFEARNOTの前でステージに立つたびに夢のようで、この瞬間を永遠に写真のように覚えたいと思います」と日本語でコメント。「これからもっと大きな会場でたくさんのFEARNOTとともにできるようにがんばります」と最後まで朗らかな笑顔を見せた。 最後の曲は「Eve, Psyche & The Bluebeard’s wife」。この日一番の大きなコールでFEARNOTもパフォーマンスを盛り上げた。『LE SSERAFIM FAN MEETING 'FEARNADA' 2024 S/S - JAPAN』はこの後、7月30、31日のマリンメッセ福岡での公演を残している。 (P)&(C) SOURCE MUSIC
取材・文 尹 秀姫 写真・ (P)&(C) SOURCE MUSIC