アジア・パラ空手道選手権で金 今井俊浩選手が活躍を報告 群馬・前橋市
アジア・パラ空手道選手権で金メダルを獲得した群馬県前橋市在住の今井俊浩選手が小川市長に結果を報告しました。 アジア・パラ空手道選手権は9月に中国で開かれ、今井さんは、視覚障害・男子「形」の部で金メダルに輝きました。 今井さんは、3歳の時に視力の低下や視野が狭くなる病気「網膜色素変性症」と診断され、今も矯正視力で0.1未満ですが小学生の時に空手の面白さに気づき打ち込んできました。 高校卒業後は、世界を見たいとの思いから海外に留学し、空手とは離れた時期もありました。 その後30代から再び競技に打ち込むようになり道場を開くなど、後進の育成にも取り組んでいます。 そして、50歳にして初出場となった去年の世界選手権では、見事優勝を果たしています。 今井さんは「多くの人の支援のおかげでありこれからスポーツの発展のため恩返しをしたい」と語りました。 小川市長も「パラスポーツを、みんなで一緒に盛り上げていけるような環境を作りたい」と応えていました。