【陸上】長野マラソンと今年初開催のふくい桜マラソンがJMCシリーズに加盟!ともにグレード3として実施
日本陸連は1月11日、今年3月31日に開催される「ふくい桜マラソン2024」と4月21日に開催の「第26回長野マラソン」が、ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(JMCシリーズ)のグレード3(G3)として加盟することを発表した。 JMC シリーズ加盟大会をチェック! ふくい桜マラソンは今年から行われる新しいマラソン大会。福井県は47都道府県のなかで唯一、フルマラソンが実施されていなかったことから、数年前から大迫傑(Nike)を大会プロデューサーとして迎え、大会の立ち上げに動き出していた。3月16日の北陸新幹線の開業にあわせるかたちで開催される。 大会コンセプトに「福井発の全国に誇れるとんがったフルマラソン」、「全都道府県で一番最後だけど一番新しい、新世代のフルマラソン」などを掲げ、コースは福井駅前をスタート・フィニッシュ地点とし、桜の名所として知られる坂井市の丸岡城などをめぐる平坦な走りやすいものとなっている。 一方の長野マラソンは98年長野五輪を記念して99年からスタート。昨年は西研人(大阪ガス)が2時間10分01秒で優勝を飾り、堀尾謙介、山本憲二(マツダ)がMGCの出場権を獲得した。 JMCシリーズは選手強化やマラソンの活性化を図る仕組みとして21年に新設されたもので、1つの年度を「期」、2期分を「シリーズ」として2年間のシリーズ総合成績で争われ、ふくい桜、長野の両大会は第4期(2024年3月31日~2025年3月)に組み込まれる。 大会ごとにランク付け(グレード=G)され、記録と順位をポイント化した「パフォーマンスポイント」の2大会の合計得点=JMCポイントによって順位が決定する。
月陸編集部