「溝が深すぎる!」脚の筋肉で会場をザワつかせた23歳・現役大学生が優勝&賞金300万ゲット いつもサポートしてくれる彼女へ涙の場面も
10月19日(日)、ジュラシックカップ2024が東京都・ひの煉瓦ホールにて開催された。ジュラシックカップは、木澤大祐選手と合戸孝二選手がJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)公認で共同開催する新興のボディビルコンテスト。 【写真】刈川啓志郎選手の「溝が深すぎる!」脚の筋肉 本大会の3本柱である、「ナチュラルボディビルで生活できる環境を作る」、「アンチドーピングの啓蒙」、「ボディビルの魅力を多くの方に発信する」という主題は、木澤選手が競技の生涯を通し業界で取り組んできた課題である。
最もレベルの高い「グランドクラス」の優勝賞金はなんと300万円。多くの日本トップレベルの実力を持つボディビルダーたちが優勝を目指し競いあった。結果、優勝を手にしたのは23歳の怪物大学生ボディビルダー・刈川啓志郎(かりかわ・けいしろう/23)選手。 優勝後、主催の木澤大祐選手にマイクを向けられた刈川選手は「本当にうれしいです」と喜びを滲ませた。 優勝者インタビューの話題は刈川選手のトレーニング中に、いつも補助を手伝ってくれている彼女の茉璃奈さんの話に。彼女さんに向けて何か伝えたいことは?と聞かれた刈川選手は「そうですね……」と言い、感極まる様子も見られた。そして絞り出すように「いつも本当にありがとうございます」と感謝の言葉を伝えた。 毎回トレーニングを補助し、サポートしてくれる茉璃奈さんに最高の形で恩返しをする結果となった。
刈川選手は今年10月6日に開催された『JBBF日本男子ボディビル選手権』で同大会初出場ながら3位入賞を果たしており、さらにまだ23歳と若く、今後さらなる飛躍が期待されている。間違いなくこれからの日本のボディビル界を背負う一人になるに違いない若武者の涙の晴れ舞台に、観客は温かい拍手で包み込んだ。
文・撮影:FITNESSLOVE編集部