「ボールを持っていないときは苦しむ覚悟がある」 FA杯決勝での打倒マンCへダロトが語る“覚悟”
昨季のリベンジなるか
25日、イングランドではFA杯決勝でマンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドが激突する。 このカードは伝統のダービーであることに加え、昨季のFA杯決勝のカードと同じだ。昨季はシティがMFイルカイ・ギュンドアンの2ゴールで2-1と勝利を収めていて、ユナイテッドは苦い思いを味わった。 今季のユナイテッドは国内リーグでも8位と苦しんだだけに、最後にライバルを撃破してFA杯のタイトルを手にしたいところ。DFディオゴ・ダロトも、苦しみながら勝利を手繰り寄せたいと意気込む。 「昨年の決勝を終えた時、僕たちの中には『勝てたかもしれない』という気持ちがあったんだ。優勝に近づいたのに、それができなかった。そして今回僕たちにはまたチャンスがある」 「サポーターはトロフィーに飢えているし、クラブもトロフィーに飢えているし、僕たち選手もトロフィーに飢えている。シティはカウンタープレスが非常に上手だけど、それでもスペースを見つけてゲームを支配することは可能だ。ボールを持っていないときは苦しむ覚悟があるし、コンパクトにまとまってきっちりと守る。そしてボールを持っている時は、スペースを突いて相手を苦しめる。決勝でやるべきことはこれだ」 今のシティと対戦する場合、ボールを支配される展開となるのは仕方がない。チャンスを多く作り出すのは簡単ではないため、粘り強く守りながら少ないチャンスを活かすしかない。ダービーでは何が起きても不思議はないが、今夜のFA杯を制するのはどちらだ。
構成/ザ・ワールド編集部